シノワズリ(仏 chinoiserie)、
なんとも魅力的な響きの言葉です。
中国をイメージし、独特の素材や装飾をあしらった様式が特徴で、
17世紀半ばあたりからヨーロッパで流行した中国趣味の美術様式です。
観光、仕事、いろいろな場面で中国のさまざまな都市に行くと、
それぞれ、その都市の特徴がわかりますね。
北京は広すぎる天安門広場、そして、広大な敷地の故宮博物院(紫禁城)に圧倒されます。
上海はどことなくエキゾチック。街の中心部を流れる黄浦江(こうほこう、Huangpu
River)を隔てて、景色がまるで違います。方や、宇宙を思わせる未来都市風。もう片方は上海の良き時代の面影に彩られた街並み。フランス文化と融合した地域は何とも語りつくせない趣があります。
広州へ行くと、商業に活気づく勢いを感じる街。そして、「食は広州にあり」といわれるほど美食に溢れています。
加えて、それぞれの地域の食文化も相まって、歴史の長さと深さを感じざるを得ません。
こうしていろいろな地域を訪れると、ちょっと心和む、中国の手仕事にも出会います。
それは・・・
中国民間工芸(Chinese Folk Art)の切り絵(Paper Cutting)。
別名、Window Flower(窓の花)
この切り絵の歴史は古く、1,800年以上もあるとか。
モチーフは人物、花、鳥、魚、昆虫、風景などさまざま。
人々に笑顔をもたらし、幸福を願うものとして、結婚式、誕生日、新年のお祝いや催事に用いられていたようです。現在では、織物、刺繍、美術、印刷や染色など広範囲においてデザインや技法が使われています。
東洋の芸術の特別な花 といったところでしょうか。
ちょうど、ポストカードサイズの切り絵を見つけました。
万里の長城 と 昔の町並み
枝振りの良い松と揺れる柳が印象的です。
シノワズリ、ヨーロッパで流行した中国趣味の美術様式。
アクリル製で、ヨーロッパ的なデザインのアートフレームFreestyleに
この手仕事の切り絵を入れてみました。
小さな画面ながら、奥行きを感じる万里の長城。
そして、流れるラインの樹木。
美しい線とコントラストを出すため、台紙は白、
少しキリリと魅せるためにシルバーでまとめています。
涼しげな演出~♪
夏にもピッタリのディスプレイ。
中国趣味にもしっくりきます。
ちょっとした工夫で、お部屋の雰囲気を楽しく変えられます。
そんなお役立ちインテリアアイテムがアートフレームFreestyleです。
★ ディスプレイが楽しめるオシャレなアートフレームFreestyleは
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(意匠登録第1451195号)
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